2012年03月30日

立ち位置

前々回(3/2)書いた、ラジオNIKKEIのナレーターカレッジ(44期)が終わりました。
http://blogs.dion.ne.jp/atelier_mado/archives/10654053.html
修了にあたって、受講前の気持ちから、変わったことと変わらないことがあります。

まず、変わらないこと。
私には、自分の思っていることや伝えたいことを、伝えるべき人に伝えたいという想いがあります。
「伝える」ために、ナレーションの技術は私にとって必要で、身に付けるべきものだということ・・・なので、これからもナレーションの勉強は続けていきます!

そして、変わったこと。
私は(その技術が身に付いたとしても)プロのナレーターにはならない、と決めたことです。最初の頃は、CMの仕事を何本か受けて受講料を取り返すぞ!\(^o^)/などと考えていたのですけどね。(笑)

講座全体を通して感じたのは、ナレーターの仕事は「仕上げ」だということ。喩えるなら(私見ですが)、クリスマスツリーのてっぺんに星を飾るようなもの。
ある先生が「ナレーションで映像が変わる」とおっしゃっていましたが、映像にナレーションを付けることは、映像に魂を入れるようなものなのでしょう。
人の声には大きな影響力があり、それを自在にコントロールするプロのナレーターさんはすごい!と素直に感嘆します。

だけど私は、クライアントやプロデューサーのイメージや指示に合わせてしゃべるのではなく、自分の想いありきで自分から発信したいので、(ナレーターとは方向性が)「違う」のではないかと思うようになったのです。
資源に限りがあるように、個人のエネルギーにも限界があります。だから、自分にとって本当に大事なことに使いたいな、と。

自分発であること。それが私の肝であり、原点なのだと改めて気付くことができました。
そう思うと、(歌のほかにも声を活かせることがあればと思っていましたが、)声にこだわらなくてもいいのです。私にほかの分野の才能・技能があるなら、別の手段でも。(もちろん、歌を志すと決めた以上、声は重要なのですが。^^)

これだけは譲れないと感じることは何か、時折自問自答して(状況が変われば心境も変わるし(^_^;))、自分の立ち位置を見失わないようにしよう。

3ヶ月間考え抜いた末「ナレーターとして」仕事はしないと決めた私ですが、将来、もし「アーティスト活動の一環として」ナレーションのお仕事をいただくことになったら・・・そのときは善処したいと思っています。(笑)

閑話休題。
もうすぐ4月・・・私のために作っていただいた楽曲を聴くことができます。楽しみ♪


posted by kayolier at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | narration | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月02日

ナレーションの勉強

春になれば楽曲が上がってきて、次のミーティングがあって、作詞に取り掛かることになる。それまでは、11月にオカリナのライヴ、12月にリコーダーオーケストラのコンサート、3月に講師をしているオカリナ教室のコンサート、といくつかイベントがあり当然その準備もあって、それなりに慌しく過ごすことになるだろうと思っていたのに・・・さらにやるべきことを増やしてしまいました。(^_^;)

12月より週2回、ラジオNIKKEIのナレーターカレッジという講座に通っています。
http://school.radionikkei.jp/narration/

シティリビング(OL向けフリーペーパー)に掲載されていた小さな記事広告に目を留め、12月〜3月半ばという期間も都合がよく、歌のほかにも自分の声を活かせることがあればと、思い切って(←私にとっては結構な投資なので)受講を決めました。それに・・・音楽が人に与える力は大きい。だからこそ、音楽の力を借りないで人に伝える力が身に付けば、歌にもプラスになるのではないか、と思ったので。
週2日仕事を早く上がるのはなかなかきついのですが、遅刻は多数でもなんとか欠席はせず、全24回の講座も残すところ3回のみ・・・大変さよりも寂しさが募る今日この頃です。

5人の先生方に教わってきたポイントをまとめてみると、こんな感じかと。

(1) 体を作る
呼吸、声の出し方、滑舌 etc.
何はともあれ、“体が基本”と実感しています。そして、一朝一夕には仕上がらない。

(2) 技術を知る
高低、スピード、間の取り方 etc.
どういうふうにしゃべったら、どんなふうに伝わるかということ。

(3) 平常心を保つ
マイクの前で上がってしまっては、声に多大な影響が出ます。(高くなる、速くなる)
普段どおりの“いい声”を出すためには、心の鍛錬と“コツ”が必要。

(4) 感性を磨く
いろんな経験を積んでいろんなことを感じて、日頃から意識してストックしておく。
読む言葉を目にしたとき、それらの体感を引き出せるように。

自己評価で、私に最も欠けているのは、1に体、2に体、3に体・・・一番の基本なのに(ーー;)。次に平常心、かな。
技術については、体&平常心ができれば付いてくるのではないかと。
感性については、意識も大事でしょうが、持って生まれたものも大きいような気がします。空想&妄想好きな(^_^;)私は過去の感情も引き出しやすいので(思い出し泣きとか思い出し怒りとか・・・)、4つの中では比較的得意な領域ですが、どの先生も「感情をそのまま声にのせてはいけない」という意味合いのことをおっしゃいます・・・このことは、文章を書くときも楽器を演奏するときも同じだ!

こうしてみると、私がこれまでやってきた“表現”に関すること(創作、演奏など)で教わってきたこと&体得してきたことと同じだなぁ、と。特に、心のあり方について。つまり、分野を問わず、表現者(アーティストに限らず、顧客にプレゼンする営業マンなども含む)にとって共通する心得があるように思うのです。
頭でわかっていたつもりでも、実際には出来ていないと気付くこともたくさんあります。

元々声にコンプレックスのある私が「自分の声と向き合う」のは、実は、とてもとてもつらい作業です。
だけど、それは、歌の道を志すことになった私が乗り越えなければならないこと。

講座のあった日はほとんど全回、落ち込んで帰ります。が、同期の仲間たちの“声”・・・それぞれに得手不得手があって、未熟ではあるけれど・・・あぁ、今のいい声!と思うことが「全員に対して」あるのです、よ。(自分のことはわからないけれど)私にもあるかもしれないと思わせてくれるから、それが救いです。^^

posted by kayolier at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | narration | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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