2012年08月31日

音を融合させる(合唱あるいは合奏にて)

私の所属する合唱団の練習は月2,3回、月曜日の夜。
今週も練習があったのですが、その日は飯田橋の会場だったのにうっかり恵比寿に向かってしまい(恵比寿の会場を使うことが一番多いので、つい・・・)、15分もロスしてしまいました。でも、電車に乗っている間に気付いて、まだ良かったです。(^_^;)

さて、その合唱団(楽唱団U5)の指導者である望月裕央先生は、このところ、「頭の10メートル上と足裏の10メートル下で鳴らす」ということをよくおっしゃいます。
上下に、自分の体から離れたところで声を響かせるイメージ・・・実際にやってみると、上だけ・下だけならばまだしも、上下でというのはとても難しいのですが、近いか遠いか(←意識の問題ですが)ということは何となくわかるようになりました。遠くで鳴る状態を保つのがまた難しくて、例えば、音が飛ぶ箇所で自分の体に引き戻ってしまったり・・・。
近くで鳴っているときは個が主張してしまうのですが、遠くで鳴っていると皆の声が溶け合って一つになるのです。

一方で、リコーダーの吉澤実先生は、特にMYROT(Mino-Yoshizawa Recorder Orchestra, Tokyo)設立初期の頃、「ドーム上の天井を思い浮かべて、そのドームの中心(一点)に(皆で)音を集めるように(イメージして吹く)」とおっしゃっていました。
そうすると、不思議☆先程までばらばらだった大勢の音が一つにまとまるのです。

それから、私が指導するオカリナグループで言っているのは、「隣の人の音を“自分の音より”よく聴いて吹く」ということです。
自分の音というのは、自然と耳に入ってきます。自分より人の音に耳を傾けることで、「合わないと気持ちが悪い」という意識が働き、その場が心地良くなるように、皆で同じ方へ向かっていきます。

そして気付いたのは、これら3つのアプローチの方法は違っても、実践してみると、体の状態が同じになるということ!
うまく言えないのですが、「自他の境界を越えて宇宙と一体になっている」感じがするのです。
そうすると、自分と自分以外の人の声(音)の区別が付かなくなると言うか・・・でも、自分が消えてしまうわけではありません。自分が近くて他がそれより遠いのではなく、自分も他も同じところに重なって存在しているというイメージまたは感覚。

それを体感したくて、私は合奏や合唱を続けているのかもしれません。

※楽唱団U5とMYROTは、このブログのリンク集に入っています。
 ご興味ある方、ぜひ覗いてみてくださいね。


posted by kayolier at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | chorus | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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