2014年08月01日

こぼれ幸(さいわい)

師匠である矢崎節夫先生が、2014年(第13回)童謡文化賞を受賞されました。
32年ぶりの第2童謡集『うずまきぎんが』出版に続き、目出度い☆\(^o^)/

↓授賞式の模様はこちら(JULA出版局さんのブログへ)
http://www.jula.co.jp/blog/2014/07/post_84.php

先週の土曜日の夜、うちのゼミ生でお祝いの席を設けました。幹事さんはじめ心を砕いてあれやこれや準備してくださったの方々には、本当に感謝です。

その席で、各人『うずまきぎんが』の中から好きな一編を選んで朗読(出来れば暗誦)し、なぜその一編を選んだかを語るという企画がありました。
曲がりなりにも音楽をやっているわたくし(笑)、前日になって、どれかに曲を付けて歌として贈りたいと思い付き、『うずまきぎんが』の最後に掲載されている「とき」を選びました。選んだというより、「とき」のページを開いた時、メロディが私に下りてきてくれたのです。
翌朝それをざっくりと楽譜に書き留め、言葉のイントネーション等に合わせて微調整し、移動中の電車でも少し直して、出来たてほやほやを披露させていただきました。(そして、後で清書した楽譜を送ることに。)
ほかの方が選んだ一編、その選んだ理由やエピソードにもそれぞれの個性が出て、とても興味深かったです。

それと、こぼれ幸(さいわい)の話!
「こぼれざいわい」(“さ”でなく“ざ”)という言葉は、デジタル大辞泉に「思いがけなく転がり込んできた幸運。僥倖(ぎょうこう)。」という意味で載っていますが、この日に聞いた「こぼれ幸」はニュアンスが違っていました。
矢崎先生の童謡文化賞受賞を受けて、ある方が「そのことは、私にとって“こぼれ幸”だから」とおっしゃったのだそうです。その言わんとするところは、「ある人にいい事があると、周りの人が(そのお裾分けをもらったように)自分のことのようにしあわせな気持ちになる」と。
いい言葉を聞いた♪♪♪と思った私たちの間で、お祝いの会に相応しく、にわかに「こぼれ幸」が飛び交いましたとさ。(笑)

このゼミの一員でいられて嬉しい、と改めて思えた素敵な会でした。
やむを得ず参加できなかったメンバーのところへも、こぼれ幸、届きますように。
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2012年07月02日

祝☆児童文学同人誌『ほしとそらと』完成

矢崎節夫先生の児童文学(童話・童謡)創作ゼミナール「ほしとそらのゼミ」の同人誌、『ほしとそらと』創刊号がついに完成しました!表紙絵は、幸甚にも、絵本作家の高畠純先生に描いていただきました。

前にも触れましたが、20周年記念のはずが、当初予定より1年半ほど遅れての発刊となりました。編集後記の日付は2012年6月6日(金星の日面通過の日)、発行日は同年7月7日(七夕)です。
私は、中小企業診断士試験の受験ほか事情が重なり、作品は掲載せず「あとがき」のみでの参加になりました。
↓前回記事(2012/05/01)↓
http://blogs.dion.ne.jp/atelier_mado/archives/10736946.html

1年半遅れた理由は、同人誌を作るということ自体不慣れだったこともありますが、何と言っても、作品が仕上がらなかったことです。(個人差はありますが。)
先生のお名前を冠する以上、それ相応のレベルのものでなければならないですし、当然先生の許諾もいただけません。
(筆者見解では)「出版社の編集者の目に留まったら、商業出版に結びつくかもしれない」ところを目指し、みんな必死に頑張っていました。普段はやっていない、ゼミ生だけの作品講評会も何度も行いました。どう直したらいいのかと途方にくれることもあり、完成する日が来るのかと不安になり苦しみながら、それぞれが何回も何十回も書き直していると思います。

そんな仲間たちを見て、私は悩んだ末、診断士試験の勉強に専念することを選びました。どちらも続けていたら、どちらも中途半端になってしまうと思ったから。当時はもっと早い時期に発行する予定でしたので、私のせいで延期になっては申しわけないという気持ちもありました。だから、いつ復帰できるかということも敢えて言わずにいました。

そうして、私がゼミに復帰した頃には、レイアウト調整・文字校正の段階に入っていました。
きれいにレイアウトされたみんなの作品を読んで・・・ぐんと良くなっていたので、本当に本当に感動しました。
私はリタイアしてしまったけれど、みんな、乗り越えて、ここまでたどり着いたんだね。

それがこうして形になり、手元に届き、正に感無量です。心から、おめでとう!
“ここに収められている作品が、誰かさんにとって素敵な出会いとなりますように。”
私の「あとがき」の最後の一文です。今、改めて、そう祈ります。


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2012年05月16日

物語の作り方

先週の土曜日、(前回書いた)矢崎節夫先生の童話創作ゼミがありました。
ちょっとしたハプニングがあって、今回(も)作品提出には至らず・・・(その作品は)人に読んでいただくにはまだ早い、という天の声だと思うことにします。(ーー;)

ちなみに、このところの題材(マイブーム)は“girls”です。友達同士だったり、姉妹だったり。

作品のアイディアというか発端は、私の場合、主に2パターンあります。

一つは、見たこと・聞いたことを取り入れたり膨らませたりして、お話を作るパターン。きっかけは、絵や新しく知り得た言葉やちょっとしたエピソードなど。この場合、「作る」というより、ひらめきから入って一瞬で全体像が「見える」ので、一気に書き上げることが多いです。でも、そのきっかけがいつやってくるかは、わからない。

もう一つは、何かテーマを決めて、登場人物の設定を細かく決めて、その人たちが(勝手に)動いてくれるのを(ひたすら)待って、書き留めていくパターン。この場合、いつ出来あがるのかは読めません。(笑)必ずしも時間がかかるということではないのですが。
登場人物たちがなかなか動き出してくれないとき・・・設定をちょこっといじったり、キーパーソンとなりそうな人を追加で投入したりすると、途端に動き始めることがあります。何もしないでしばらく寝かせていたら、数年後に突然、むっくりと起き上がって自己主張し始めたりすることもあります。

前者が“ひらめきから入る”なら、後者は“コツコツ育てていく”という感じでしょうか。

最近、ひらめきから入ることが減ったような気がするけれど・・・それは、私自身の感度の問題かもしれません。ネタ探しの貪欲さ、とでも申しましょうか。求めなければ与えられないのです、たぶん。

その代わり、見えないまま書き始めて、書いて書いて書いてひたすら書いているうちに、すこーんと抜ける(すべてが見通せる)ことが増えたような気がします。それも一種のひらめきでしょう。
最初に全体を組み立てて書くこともありますが、書き終える頃には半分以上内容が変わってしまうので(^_^;)、何はともあれ書き始めちゃったほうが良いようです。


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2012年05月01日

一人に向かって書く

また少し間が空いてしまいました。
GW前半は、
 4/28 午前中、オカリナ教室。夕方から、月島でもんじゃ☆
 4/29 午後、カラオケBOXでリコーダーアンサンブル。帰りにワンピースを購入♪
 4/30 午後〜夜、合唱団の集中練習。
と、普通の休日のように過ごす・・・帰省しなければ、例年こんなものです。(笑)

さて今回は、“師匠”のお言葉を紹介いたします。

私は、学生時代から、童謡詩人・童話作家である矢崎節夫先生の創作ゼミナールに参加させていただいています。
当時、JULA出版局が主催していた夜間の童話創作講座に通ったこと(私の代が最後の受講生)がきっかけで、ご縁あって、そこで講師をされていたお一人である矢崎先生に、修了後も引き続き作品を見ていただくことになったのです。

矢崎先生のゼミは通称「旧ゼミ」と「新ゼミ」の2つがあり、私が所属しているのは新ゼミのほうなのですが、そのゼミが一昨年に20周年を迎え、記念に同人誌を出そうということになりました。(いよいよ今年、発行です!)
企画当初は私も作品を掲載する予定だったのですが、事情が重なって断念することとなり、あとがきのみでの参加となりました。

あとがきの執筆にあたり、これまでのゼミでのことを思い巡らせて(オカリナ講師を始めてからはお休みしてばかりの、不出来なゼミ生ですが・・・)、矢崎先生のお言葉の中から「一人に向かって書く」ということを紹介することにしました。

その心は、こういうようなことです。顔の見えない「みんな」に向かって書くと、焦点がぼやけてしまう。家族でも友人でも恋人でも、誰かに読んでもらうと想定して、その人の顔を思い浮かべて書くと、お話が生きてくる。結果として、一人だけではなくみんなに想いが伝わるお話になる、と。

私はこの「一人に向かって」ということが沁みて、物語を作るときだけではなく、様々な局面で(例えば、会社で企画を出すときなど)具体的に誰かの顔を思い浮かべて、その人に向かってするようになったのです。

で、1stシングルの歌詞を誰に向かって書くのかは・・・秘密です。(笑)
posted by kayolier at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | as a storywriter | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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